2011年12月10日土曜日

PCの電源を切る

PC(パソコン)の電源を入れることと,切ることは,ちょっと違います。
【電源を入れる】
  • パソコンにつないである周辺機器の電源を入れます。
  • パソコン本体のスイッチを入れます。
  • パソコンが起動します。マウスカーソルが砂時計(VISTAや7は◎が回転している)状態はパソコンがお仕事中ですので,普通のマウスカーソルになるまで待ってください。他のソフトが起動中のときも同じです。
【電源を切る】
  • スタート→終了オプション→シャットダウン(電源を切る)でクリックすれば,自動的に切れます。周辺機器のスイッチを切ります。
  • ソフトが終了していないと,切れないときがあります。前もってアプリソフトを全部終了しておいてください。
  • 電源が切れたらコンセントを抜いてもいいです。(ただしスタンバイ状態や,休止中のときは抜いてはいけません。これらは次にキーやスイッチで,すぐに以前の状態に戻すためものだからです)
  • LANのランプがついていたり点滅しているのは,モデムやルーターからのアクセスがあるためです。使用していないのならモデムやルーターの電源も切ってもかまいませんが,普通これはつなぎっぱなしの人が多いです。エコのためなら切っても構いませんが,光電話など(IP電話)は電源が接続されていないと,電話が使えなくなります。
    モデム・ルータ・CTU・TAなどの終端装置は,普通,常時接続(電源は入れっぱなし)です。パソコン関係は相当熱を出します。熱で壊れることも多いです。端末装置も同じです。電源のつなぎっぱなしのときは,放熱のよい状態で使用しましょう。
【電源が切れない】
  • パソコンから応答がなくマウスやキーボードが効かなくなる場合があります。普通ハングアップしたなどといいます。何らかの原因でそのソフトが止まってしまって,何もできなくなります。
  • もし,マウスだけ生きていればタスクバーを右クリック→タスクマネージャーをクリックしてタスクマネージャーを起動します。→アプリケーションで使用しているソフト名がでます。その「状態」が「応答なし」になっていたら,それが原因です。そのソフト名をクリックして,タスクの終了をします。そうすると切ることができるようになります。マウスが効かないときはキーボードで「Ctrl+Alt+Delete」の3つのキーを同時押しします(Ctrlキーを押したままAltキーも押して,その状態のままDeleteキーも押します)。するとタスクマネージャーが起動します。後は同じです。
  • キーボードもマウスも何もできない(反応がない)時はほぼ致命傷です。HD(ハードディスクのランプが消えているのを確認します)。HDのランプがつきっぱなしの場合は故障を覚悟してください。データも消える可能性があります。修理に出すためには電源を切らなければなりません。パソコンの電源スイッチを4秒以上押したまま離さないでください。電源が切れるはずです。これは強制終了でパソコンが壊れたことを覚悟してください。たいていは数十秒後スイッチを入れると起動できます。セーフモード( セーフ モードとは、必要最低限の状態でパソコンを起動する機能です)で立ち上がる場合もあります。相当時間がかかる場合がありますので覚悟してください。セーフモードで故障原因を探るわけですが,難しいので詳しい人に相談しましょう。なおる可能性はあります。
  • 強制終了して,20秒か30秒ぐらい休んでからスイッチを入れてみて,異常なく動いたらラッキーです(HDのヘッドがシッピングゾーンへ退避したのでしょう)。何の不都合もなく動いたらラッキーですが,詳しい人に一応相談しておくといいでしょう。プロといえども,故障原因が解明されるわけではありません。
【起動時に変なメッセージ(英語だけのときもあります)が出る】
  • HDのFATエラーなど起動するまでにすごく時間がかかる。○○%などと出ることがあります。修復していますがHDの寿命と考えたほうがいいでしょう。動けばラッキーですが,店か詳しい人に相談してHDディスクを取り替えます(ハードディスクは消耗品です)

【Word2007 nomal.dotmの場所】
ファイル名:Normal.dotm
C:\ユーザー\(ユーザー)\AppData\Roaming\Microsoft\Templates

ただし、途中の、"Application Data"や"AppData"フォルダは隠しファイルになっていますので、すべてのファイルを表示する設定に変更していただかないと表示されません。

フォルダオプションの変更>
WindowsXPの場合:
1)マイドキュメントなどのフォルダを開く
2)ツール>フォルダオプション>表示タブ と開く
3)"詳細設定"のところの、"ファイルフォルダの表示"のところを、"すべてのファイルフォルダを表示する" をクリックして、OKで閉じます。



Normal.dotmテンプレートを変更する
Wordが起動したときに,前に作業していたファイルが起きてしまうときがあります。これはその文書がテンプレートファイルとして保存されてしまったからです(nomal.dotmとして書き換わってしまった)。起動時には必ずnomal.dotmが読み込まれるためです。このファイルは存在しないと自動作成されて内容がすべてデフォルト値になります。したがって上にあるnomal.dotmの場所へ行って,このファイルを削除してしまえばデフォルトのnomal.dotmを作成してくれます。
心配な場合は,元のnomal.dotmをデスクトップに移動しておきます。そして,Wordを起動すると新しいnomal.dotmが作られます。失敗したら,オリジナルのテンプレートを戻してください。
ページレイアウトなど,独自の余白や用紙などを独自にnomal.dotmとして保存したいときは,ページ設定のところで,「規定値として設定」ボタンをクリックすると,テンプレートファイルが設定したものに変わります。
なお,2003まではnomal.dotです。2007からnomal.dotmと拡張子が変わりました。
マクロウイルスやアドインなどが入ってしまった場合は「新規文書が入っている」を参照してください。

【年賀状イラスト】
年賀状の作成に取り掛かって見えるかとも思います。
イラストは自作するのは大変です。フリー素材を探してみました。

2011年12月9日金曜日

Office2010は必要か?

そもそもOfficeとは何か?そこを考えておきましょう。
多分,販売元はビジネス用に開発しています。家庭用ではありません。名前がOfficeというくらいですから,仕事で使うものです。素人目にも分かりやすく改良されているのでしょうが,2010と2000を比べても基本は変わりません。
Officeを使うのは仕事の能率化であり,人件費を削減し,書類の保管を最小にして,最大限の利用するものです。きれいで格好よく人をひきつけるという意味合いも含まれます。
理解して使うなら,とても便利であり,その仕事に応じて,少ない操作で,思ったように仕事の能率を上げるためのものです。

  1. Word:文書を作るためのソフト。タックシール~葉書~封筒~A4などの紙に,文・図形・表を含めて作成できます。小説,論文,レポート用紙,ポストカードなどもできます。
  2. Excel:表計算ソフトです。縦横の表の中に数字や計算式を入れることによって,正確に計算してくれるというものです。図形を入れたり,グラフにしたり,(文書も作れます),何よりも最小限のデータを入力しておけば,自動的に即座に計算してくれます。仕事の能率化という意味で言えば,最もコンピュータらしい使い方だと思います。
  3. Power Point:プレゼンテーションソフト。会社内で企画書の説明をしたり,お客さんにアピールをしたりするために,見栄えの良い映像を提供します。これは動画でもできますが,ただ見るというより,説明をしながら見せるためのものです。
  4. Accese:データーべースソフト。プロが使うもので家庭用には必要ないでしょう。ビジネスとすれば一番役に立つものです。
価格はMicrosoftのOffice を単品で買うと1万4千円程度です。3つで4万越えでしょう(ヨドバシカメラ)。
ところがほとんど同じような内容で,韓国製のパクリソフトが堂々とでています。KINGSOFTのOffice2012が見た目にはそっくりです。なんと価格はWriter,Spreadsheep,Presentationの3本で6千を切ります。約1/7です。ただ使ったことがないので分かりませんが,人と話をすると馬鹿にされるかもしれません。ただ,これだけの差があると・・・










ところが世の中には,もっと安いものがあります。なんとインターネットでダウンロードすればただです。Open Office.orgというソフトです。これは使っていますが,少々癖がありますが家庭で使うには十分すぎるほどです。他にも図形ソフトもついています。
各自治体ではWindowsを廃止してLinuxというOS(Windows にかわるもの)を使い,Open Officeを使うところも増えてきているという話も聞きます。これならソフト代はすべて無料でできます。
ソフトを作るのが好きな人たちが,世界中からボランティアで参加して作っているので無料になりますが,何の保障もありません。ネットでHELPがありますが,ある程度自分で解決できるか,相談できる人がいないと難しいかもじれません。

特にOSであるLinuxは(最近のものは使ってないので分かりません)相談ができるところを確保してからにしてください。

悔しいことにAUSUS(台湾)がeMobilのパソコンを日本で市販したとき,「OSはLinuxですが,日本の皆様にはなじみのWindows XPを搭載した機種も用意しています」という宣伝を見たときです。どうやら世界ではWindowsを見限っているのかななどと思ったのですが・・・

2011年12月8日木曜日

12月9日(金)の予定

12月9日(金)のパソコン教室あります。
12月は23日が祭日で使えないために,13日(火)と16日(金)に変更になりますので,気をつけてください。

9日(金)

  1. インターネットの設定が自分でできるようにしましょう。
    • ブックマークを削除したり,自分でつけ足したりできる。
    • 起動時読み込みのサイトを指定できる。
    • ホームページをしてできる。
    • http://www.eurus.dti.ne.jp/yoneyama/Word2007/index.htmlをブックマークにしておくと,Wordの仕事で分からないときに便利です。他にも疑問点が出てきたらネットで検索できるようにしておくと便利です。
  2. Word 段落番号や箇条書きを使って文書を作成しましょう。
    • ①と入力したから2行ほど文を入れて改行(Enter)してください。→すると段落番号が設定され,次の段落の数字②が自動的に付き,次下げが行われます。
    • 同様に②,③としていけばそれでいいわけです。
    • 今度は箇条書きを試して見ます。*を入力して2行ほど文を入力して改行(Enter)してください。段落番号と同様に箇条書きができます。
    • 問題は段落番号の中に箇条書きを入れて,連番にしたりするときです。
    • これらが使いにくいときはいっそ,自動で振りつけるのをやめにします。そのやり方を説明します。
    • Office(ファイル)のオプションボタン(右下にあります)→「文章構成」のオートコレクトのオプション」をクリック→「入力オートフォーマット」のタブをクリック。
    • 箇条書き(行頭文字)と箇条書き(段落番号)のチェックをはずす(クリックする)→「OK]
    • なお,こうしたオプションの設定は学習後元に戻して置いてください。自分のパソコンなら使いやすい方法に設定してください。
    • なお,裏技としてTABや段落番号,箇条書きなどは表を利用するという手もあります。表を作って,罫線を非表示にすれば,見栄え上は分からないと思います。