10月19日のパソコン教室 あります。PM1:00~
WordのテンプレートファイルのありかはOSによります。
【Vista,7の場合】
C:\ユーザー\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Microsoft\TemplatesのNormal.dotm
【XPの場合】
C:\Documents and Settings\[ユーザー名]\Application Data\Microsoft\TemplatesのNormal.dotm
Normal.dotmを検索しても見つからない場合は,隠しファイルになっているからなのでしょうが,マニュアル通り「ファイルとフォルダの表示」で「すべてのファイルとフォルダを表示する」のラジオボタンをオンにして「適用」→「OK」を押します。とやっても,見つかりません。
ユーザー名以降にApp…Dataのフォルダさえ現れません。仕方がないのでコマンドラインで開いてみました。”cd AppData→ENTER”次に”cd Roaming→ENTER”と順にやっていきます。
すると,ちゃんと ”Templates”のフォルダに”Normal.dotm”があるではありませんか。Templatesのフォルダに入ったら”dir /w”とキーインすると,ちゃんとそのフォルダにあるファイルが見えます。
そこで,”del Normal.dotm→Enter”でNormal.dotmが削除されます。delはデリートの意味。Normal.dotmがなくなると,次にWordを起動するときにデフォルトのNormal.dotmを作成しますので,消してしまって構いませんが,心配な人はNormal.dotmを”ren Normal.dotm Normal.org”とでもリネームしておけばいいでしょう。
規定値が気に食わない場合は,Normal.dotmで変更できます。
Word2010はオートシエープが青い塗りつぶしで出てきます。これらを直して(塗りつぶしなしで黒い枠にかえて)「規定値にする」としても,作成中の文書にのみ有効になるだけです。Wordを再起動すれば消えてしまいます。この時は「名前を付けて保存」で場所を「デスクトップ」,種類を「テンプレート」にし,ファイル名を”Normal.dotm”にして保存します。念のために,ここからダブルクリックでWordを起動してみてください。思ったように変わっていなければこれ以後の作業は無意味・悪化です。
エクスプローラでこのファイルを”Templates”のフォルダーに持っていきます。(上書きにしたくないときはすでにあるdotmのファイル名を変えておきます)
これで余白などの規定値やオートシェープの規定値を変えてWordを立ち上げることができるようになります。見えないときは上述のディレクトリをコマンドで確認して,DOSコマンドを使ってやってみてください。
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