2013年3月8日金曜日

CDとDVDについて

CD,DVDディスクは12㎝(8㎝もある)の円盤ディスクです。
市販されているものは,音楽や動画(映画など),パソコン用のプログラムが入っていますが,いわゆる生ディスク(データ―を書き込めるタイプののもの)が安価に出回っており,利用されています。
CD,DVDは中に音楽,映画(動画),ゲームプログラムなど入っていて,それも見たり聴いたり,ゲームで遊んだりして使います。
-R,-RW などがついているものは,中身のないディスク(生ディスク)です。それにパソコンなどで,音楽や動画プログラムなどを書き込んで,独自のディスクを作成することができます。書き込むことを焼くともいいます。
Rは1回だけ書き込みができますが,何らかのトラブルが起きて,書き込みに失敗するともう捨てるしかありません。
RWは何回も書き込んで,消したりができますので,失敗しても(消して)もう一度書き直すことができます。
また,パソコンのデータファイル(WordやExcelのファイルなど)は容量に余裕があれば,後から書き足すことが可能ですが,音楽や動画は余りがあっても,追記できません。(これをディスク アットワンスといいます)。
種 類
容  量
特                  徴
CD 約700MB(読み込みのみ) いわゆる市販の音楽CDなど(パソコンやゲームソフトもある)などに使われています。
CD-R
CD-RW
約700MB
(書き込み用のソフトが必要)
Rは1回のみ書き込みができる。
パソコンデータ(ファイル)は追記可能だが,
音楽CDなどを作成すると,追記できない。
RWは(reading読み込みとwriting書き込み)が可能なので,何回も消して書き直すことができる。
DVD 約4.7GB(読み込みのみ)
CDの約6.7倍
いわゆる市販の映画ソフトなどに使われています。
最近はプログラムが大きくなり,パソコン用ソフトもDVDが多くなってきました。
DVD-R
DVD-RW
約4.7GB
(書き込み用のソフトが必要)
Rは1回のみ書き込みができる。
パソコンデータ(ファイル)は追記可能だが,
MPEG2(映画など)を作成すると,追記はできない。
RWは(reading読み込みとwriting書き込み)が可能なので,何回も消して書き直すことができる。
DVD-RAM 約4.7GB
書き込みソフトがいらない
ハードディスクやメモリーのように使える。
便利だが,高価であり,ドライブが対応していないこともあるようだ。
普通にディスクとして読み書きできるので,秘密文書などを記録しておいて,夜は金庫にしまうなどの保管で使ったことがある。パソコンデータなら使いやすいと思うが,寿命のほどは分からない。
DVD-DL
(2層構造)
DVDの約2倍
片面2層と両面2層がある。
両面2層になると4倍の記憶容量になる。
DL(ダブル レイヤー2層)のことだと思う。
容量は純粋に2倍にはならないようだ。
使ったことがない。
2時間を超える映画などに使われる。
  • 追記:あとから付け足すこと。追記可能というのは,焼き終えたディスクに余裕があれば,後から付け足すことができるということ。音楽や映像は一回記録すると,余りがあっても(空データ―が埋め込まれて)後から付け足すことができない仕様です。
  • DVD+RとかDVD+RWのように,-R -RWの規格と,+R +RWの規格がある。+のものは使ったことがないのですが・・・。
  • DVDで地デジなどの録画をするときには,CPRMというコピーができない暗号入りのディスクでないと録画できないようになっています。また,録画したDVDはCPRMに対応したプレーヤーでないと(パソコンの場合は再生ソフトが対応していることが必要)見ることもできません。日本特有の規格です。CPRM対応のDVDディスクは著作権料を支払っているので,データ―用DVDよりも高くなります。消費者は著作権料を支払ったディスクでも,コピーはもちろん,対応したプレーヤーでないと見られません。どこかおかしな規格だと思うのですが・・・

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