2013年3月29日金曜日

3月29日

3月29日のパソコン教室(最終回)あります。PM1:00~



Microsoft社のOffice製品にはパッケージ版(左)とOEM版(右)があります。

パッケージ版は,個人が店で買って使うもので,一番高くつきます。ただし,パッケージ版はデスクトップ1台と,ノートなどにもう一台分インストールすることができます。サポートはマイクロソフトです。

OEM版(自作の場合はDSP版)はNECとか富士通などメーカー製のパソコンを買った場合についてくるもので,買ったパソコン1台に限ってインストールすることができます。サポートはパソコンメーカーです。

Officeに限らず,市販ソフトの多くは1台のパソコンにのみインストールできます。
このときソフトが入っている箱,CDかDVDなどの包装紙に「プロダクトキー」が書かれていて,インストールの時に,このキーが必要になります。ソフトをインストールするときには,インターネット(または電話)でインストールするパソコンと,このプロダクトキーを結び付けて,ライセンスが発生するようになっています。このことが非常に大切で,これで他の機械(パソコン)にはインストールできないようになっているのです。
パッケージものは2台までライセンスがおりますが,OEM版などは1台限定(それも買ったパソコンだけ)です。故障したときはメーカーが保証してくれますが,CD・DVDとプロダクトキーは,たぶん再発行はしてくれないと思います。
逆にマシンを新しくしても,古いソフトのプロダクトキーが使えるかどうかは分かりません。ソフトを失くしたからといって,友人のCDを使ってインストールしようとしても,プロダクトキーが違えば,ライセンスがおりませんので,インストールはできません(インストールの途中で止まってしまうと思います)。
基本,プロダクトキーと機械(パソコン)のシリアルナンバー(部品のシリアルナンバーなど)を使って,ライセンス(使用許可)を与えるというやり方をすると,「コピーされる」「買っていないのにインストールされる」ということを防ぐことができるのです。
これらの認証は,インターネットがつないであれば,自動的に行われます。プロダクトキーを入力すれば,一台(または2台)のパソコンに限っては,知らないうちに認証が行われます。
パソコンが壊れたとか,古くなったので新たに買ったなどの場合は,マイクロスフトに電話して,その旨を伝えます。認可してくれれば(古いパソコンの認可は取り消され)インストールできるようになるそうです。
メーカー製のパソコンでは,機種変更による,同じソフトのインストールはたぶんできないと思います。ただし修理の時は(同一機種に限って)インストールができるはずが,元のCD・DVDが必要になります。(これはネット情報による,私の理解です。実際の体験ではありませんので,違うかもしれません)
ソフトを買っても,これは使用許諾を与えているだけで,プログラムが自分のものになるわけではないのです。つまりどの機械にも自由にインストールして使えるわけではないのです。アクティベーションをして,決まった機械1台ごとにインストールソフトは管理されています。
フリーソフトは,無料ですから,こうしたアクティベーションは,ありません。Officeにもフリーのソフト(Open Office.org)があります。MicrosoftのWordやExcelのファイルとの互換性もあるようです。これが無料というのはちょっとびっくりです。以前使っていましたが,互換性に関しては若干問題があるようです。単体で使うのなら十分だと思います。

<OS や Office系の格安店>導入するなら自己責任です。口コミでも,上手くいった場合や,ライセンスが通らない場合など,当たり外れがあるようです。
Office2013=ネット通販ダウンロード版で5000円を切ります。(格安ですが,海外サイトのようで正体不明です。ライセンスが通るかどうかは運のようです???)
JAPAN SOFT=ここもネット通販。国内サイトのようですが,発送者は日本人ではなさそうです。正体不明ですが,2本買って普通にライセンスが下りました。
これらは,プロダクトキーのみの販売というものもあります。ソフトは自分でダウンロードして自分でDVDを作るやり方です。ISOファイルとなると,普通ではそのままインストールはできません。プロかオタク系ならできるかも?ですが。でも,できないものを売っているわけでもないので,詐欺ではありません。

2013年3月21日木曜日

IPアドレス



3月22日(金)のパソコン教室あります。PM:1:00~



 最近はインターネットも大変な状態になってきています。日本でも,アメリカでもサイバー攻撃は何度も仕掛けられているし,つい最近は猫オタクらしき人物に,容疑がかけられています。
 そして今度は韓国の金融関係や,メディアが攻撃にあったようです。

 このとき使われる言葉がIPアドレスInternet Protocol address)です。ニュースで何度か聞いていると思います。まあ,郵便でやり取りするときの住所のようなものだといいますが,はたして自分のIPアドレスは???となると・・・どうでしょう。調べてみましょう。

 ここクリックすると,今,自分が使っているIPアドレスが分かります。
 たとえば右のようです。IPアドレスは0~255までの数字 4個で表示されます。これがIPアドレスの見える形です。数にすると28×28×28×28=4,294,967,296≒約43億個(IPv4の場合)の住所になります。今でこそインターネットに接続されているコンピュータは膨大な数ですが,IPアドレスが考えられたときは,これだけ住所があれば事足りると考えられていました。
 今はIPv6として約 2128(= 約340澗)個まで使えるようになっています。インターネットにつないであると,IPアドレスだけではなく,今使用しているパソコンのOSのバージョン,国名,プロバイダー名などいろんな情報が知らぬ間に流されています。

 詐欺やサイバー攻撃などは,この住所(IPアドレス)からウイルスなどの出生地を探すわけですが,その方法など具体的なことは分かりません。
 各プロバイダーにはアクセス履歴(ログ)が記録されており,アクセス元が特定できます。プロバイダーから加入者の情報を得られれば,発信元が追跡できます。普通警察権力に対しては,プロバイダーも,ポータルサイトもアクセスログを開示するようになっていますので,ある程度は特定可能です。sengoku38のときに,神戸のネットカフェから発信されたことが分かったようにです。 
 sengoku38の時のように,身元をばれないようにするには,ネットカフェなどからアクセスすることですかね。あとは防犯カメラで人物が特定されます。先日の遠隔操作ウイルスのように,他人のパソコンにくっついてアクセスするという方法もあります。この方法は成りすましといって,tweeterなどでも使われています。他人の名前で誹謗中傷して,相手に精神的苦痛を与えるという「いじめ」もあり,子どもたちにも,大きな問題になっています。ネットではこういう根も葉もないいじめがいっぱいあるようです。また,他人のブログなどに非難中傷のコメントを大量に送って”炎上”させたり,学校の裏掲示板というところで,みんなで書きまくって,いじめるということもあります。
 

 
 こうした行為は,一つ間違えると,戦争をも引き起こしかねません。インターネットは利用するだけなどと思っていると,ある時・・・大変なことにもなりかねません。
 Windowsのアップデート(自動的に裏で行われる)と,セキュリティーソフト(ファイアーウォールも)を有効にして,お使いください。(これでも必ずしも,完ぺきではないと言われています)

2013年3月14日木曜日

プロポーショナル文字



 3月15日(金)パソコン教室あります。PM1:00~


 
フォントの種類の中に”MS 明朝”と”MS-P明朝”があります。ゴシック体も”MS ゴシック”と”MS Pゴシック”があります。Pと付くものは”プロポーショナル文字”といって,WとかMのように横に大きな文字は横幅を大きくし,I とか l のように幅の狭い文字は,横幅を少なくして見栄えを良くする,文字です。iやlもwと同じ幅だと間延びした感じになるからです。
 英語で”Windows”と書くと”Wの幅は広くとiの幅は狭いので,プロポーショナルの意味が分かるのですが,日本語は全角文字でその恩恵が分かりません。ところが全角スペースはその様子がよく分かります。

①はMS明朝で”行と時の間”を全角スペースにしたものです。
②はMS P明朝で同じく”行と時の間”を全角スペースにしたものです。(全角でもプロポーショナルは狭くなりますね)
②は間隔が狭くなっていますので,全角3文字とのバランスを取ろうとすると,上手くいきません。
③はMS P明朝でスペースを入れないで,3文字分の均等割り付けにしたものです。均等割り付けにすると,きちんと3文字分に割り付けてくれるので,文字のバランスがよくなります。スペースで文字揃えをするのは,極力避けましょう。

2013年3月8日金曜日

CDとDVDについて

CD,DVDディスクは12㎝(8㎝もある)の円盤ディスクです。
市販されているものは,音楽や動画(映画など),パソコン用のプログラムが入っていますが,いわゆる生ディスク(データ―を書き込めるタイプののもの)が安価に出回っており,利用されています。
CD,DVDは中に音楽,映画(動画),ゲームプログラムなど入っていて,それも見たり聴いたり,ゲームで遊んだりして使います。
-R,-RW などがついているものは,中身のないディスク(生ディスク)です。それにパソコンなどで,音楽や動画プログラムなどを書き込んで,独自のディスクを作成することができます。書き込むことを焼くともいいます。
Rは1回だけ書き込みができますが,何らかのトラブルが起きて,書き込みに失敗するともう捨てるしかありません。
RWは何回も書き込んで,消したりができますので,失敗しても(消して)もう一度書き直すことができます。
また,パソコンのデータファイル(WordやExcelのファイルなど)は容量に余裕があれば,後から書き足すことが可能ですが,音楽や動画は余りがあっても,追記できません。(これをディスク アットワンスといいます)。
種 類
容  量
特                  徴
CD 約700MB(読み込みのみ) いわゆる市販の音楽CDなど(パソコンやゲームソフトもある)などに使われています。
CD-R
CD-RW
約700MB
(書き込み用のソフトが必要)
Rは1回のみ書き込みができる。
パソコンデータ(ファイル)は追記可能だが,
音楽CDなどを作成すると,追記できない。
RWは(reading読み込みとwriting書き込み)が可能なので,何回も消して書き直すことができる。
DVD 約4.7GB(読み込みのみ)
CDの約6.7倍
いわゆる市販の映画ソフトなどに使われています。
最近はプログラムが大きくなり,パソコン用ソフトもDVDが多くなってきました。
DVD-R
DVD-RW
約4.7GB
(書き込み用のソフトが必要)
Rは1回のみ書き込みができる。
パソコンデータ(ファイル)は追記可能だが,
MPEG2(映画など)を作成すると,追記はできない。
RWは(reading読み込みとwriting書き込み)が可能なので,何回も消して書き直すことができる。
DVD-RAM 約4.7GB
書き込みソフトがいらない
ハードディスクやメモリーのように使える。
便利だが,高価であり,ドライブが対応していないこともあるようだ。
普通にディスクとして読み書きできるので,秘密文書などを記録しておいて,夜は金庫にしまうなどの保管で使ったことがある。パソコンデータなら使いやすいと思うが,寿命のほどは分からない。
DVD-DL
(2層構造)
DVDの約2倍
片面2層と両面2層がある。
両面2層になると4倍の記憶容量になる。
DL(ダブル レイヤー2層)のことだと思う。
容量は純粋に2倍にはならないようだ。
使ったことがない。
2時間を超える映画などに使われる。
  • 追記:あとから付け足すこと。追記可能というのは,焼き終えたディスクに余裕があれば,後から付け足すことができるということ。音楽や映像は一回記録すると,余りがあっても(空データ―が埋め込まれて)後から付け足すことができない仕様です。
  • DVD+RとかDVD+RWのように,-R -RWの規格と,+R +RWの規格がある。+のものは使ったことがないのですが・・・。
  • DVDで地デジなどの録画をするときには,CPRMというコピーができない暗号入りのディスクでないと録画できないようになっています。また,録画したDVDはCPRMに対応したプレーヤーでないと(パソコンの場合は再生ソフトが対応していることが必要)見ることもできません。日本特有の規格です。CPRM対応のDVDディスクは著作権料を支払っているので,データ―用DVDよりも高くなります。消費者は著作権料を支払ったディスクでも,コピーはもちろん,対応したプレーヤーでないと見られません。どこかおかしな規格だと思うのですが・・・

2013年3月7日木曜日

Excel 行挿入で式がコピーされない

昨日の講習会での「練習問題3」で起きた問題について。

1行挿入しても「神戸」のデータ―を入力しても,
「合計」と「達成率」の式がコピーでいない場合と,できる場合がありました。
調べてみると,原因が分かりました。

Officeボタンをクリックすると下の方にオプションというボタンがあります。
ここの詳細設定の「データ範囲の形式および数式を拡張する」にチェックが入っていないと,数式はコピーされません。
たぶん,コピーできなかったのは,ここにチェックが入っていなかったのではないかと思われます。

オプション設定は,自分のパソコン以外(公的に使うもの)は,よほどの理由がない限りさわらないのが礼儀だと思います。もし触った場合は必ず元に戻しておきましょう。

なお,エラーチェックについても「オプション」→「数式」→「エラーチェック」→「バックグラウンドでエラーチェックを行う」のチェックを外すと緑の三角が消えます。このエラーチェックはいろんな種類がありますが,基本はチェックがつく(この場合は,合計は左の数値のセルすべてを加算するはずなのに,一つ抜けてますよ,いいですか?」とエクセルが注意しているのです。いいですよという場合は!マークをクリックして「エラーを無視」してください。


 
 
 

 
 
 
 

2013年3月5日火曜日

市パソコン講習参考資料

講習会用のリンク集です

Excel 2007の参考資料は「よねさんの小部屋」が分かりやすいと思います。

現在のExcelは2013になっています。どこが変わったのか,マイクロソフト社が動画で公開しています。「2013の新機能」を見て下さい。